沖縄の至宝『泡盛』について知ろう!

泡盛は本土よりもはるかに古い蒸留酒造りの伝統から生まれたもので、沖縄の至宝ともいえる銘酒です。

泡盛の歴史は古く、15世紀の琉球王朝ではすでに造られており、600年の歴史をもつともいわれています。

今回は、そんな歴史ある酒『泡盛』についてご紹介したいと思います。

まずは、泡盛の大きな特徴である「原材料」についてからです。

原材料となる米は焼酎が「日本産の米」を使用するのに対し、泡盛は「タイ米」を使用します。つまりジャポニカ種ではなく、インディカ種の米で仕込まれています。

また、米を糖化させるための麹には沖縄独自の「黒麹菌」のみ使用しています。クエン酸を大量に生成する黒麹菌は、他の麹菌に比べてもろみの酸度が高いので雑菌などの生成を阻害することができるので、常に温暖で湿潤な沖縄の酒造りにおいて最適な菌といえます。

次に、製法についてです。

多くの焼酎が麹に水と酵母を加えた後に、主原料の芋や米を加える「二次仕込み」であるのに対し、泡盛は麹と水だけで造られる「全麹仕込み」です。

詳細は割愛しますが、このようにして出来上がった泡盛は長期熟成に適した特徴を持ちます。ちなみに、三年以上熟成させた泡盛は『古酒(くーす)』と呼ばれます。また、泡盛は瓶詰めをしても熟成が進む世界的にも珍しい酒でもあります。

泡盛は古酒ファン多いといわれていますが、日常酒としても美味しいお酒です。ロックや水割り、ソーダ割りなどでも泡盛の個性は失われることはありません。いろいろな飲み方を試してみましょう!

最後に、『琉球泡盛』は1995年には産地呼称焼酎として認められています。産地呼称焼酎についてはこちらの記事をどうぞ。以下のような条件を満たしたものだけが琉球泡盛を名乗ることを許可されています。

『主としてタイ米を使用し、沖縄の黒麹菌で造った米麹を水に混ぜ、泡盛酵母を加えて発酵させ、単式蒸留機で蒸留し、なおかつ沖縄で製造したもの』です。

産地呼称焼酎は、例えるならばフランスワインの「シャンパーニュ」や「ボルドー」のように、そのブランドが保証されているのです。

世界にも誇れる、沖縄の至宝『琉球泡盛』をまだ飲んだことのない方はぜひ一度お試しください。

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