いろいろな素材(食材)と酒の組み合わせ

昔から「酒は百薬の長」といわれます。適度に飲むことで、ストレスの発散や健康維持に役立つうえ、風邪をひいた時や軽く疲労が溜まっているときなど体を温めたり、スタミナ補給の栄養源などとしても効果を発揮します。

そういった効果は「冷酒(冷やした酒)」や「冷や(常温の酒)」よりも、体温に近く体に吸収されやすい「燗酒(温めた酒)」の方がより期待できるといわれています。

今回は、ただ美味しいだけでなく素材の栄養価や味わいなども活かした酒の数々についてご紹介したいと思います。

まずは、素材の栄養価を活かしたタイプのものから。

●甘酒
もともと栄養価の高い「酒粕(さけかす)」を湯銭して造る甘酒。ビタミンB群などを豊富に含み、近年では「飲む点滴」などともいわれ注目を集める。肉体疲労時の栄養補給におすすめ。温めて飲むイメージがありますが、夏場などは冷やして飲むのもおすすめ。ノンアルコールタイプのものであればお酒が苦手な方や子供でも飲める。

●卵酒
風邪をひいたときの定番の酒。卵に砂糖を加え、沸騰させた酒と混ぜる。泡立て器などでアルコール分と飛ばして完成。子供からお年寄りまでが飲める。

●生姜酒
生姜をおろし、味噌などを加えて軽く炒ってから酒を加えて煮立てたもの。体を温める効果が抜群。

●梅干酒
ぬる燗などにつけた日本酒に梅干を入れて飲む。新陳代謝を促し、アルコールの分解能力を高める。また、肝臓への負担を軽くする効果もあるといわれる。

次は、素材の味わいや風味などを活かしたタイプ。

●ひれ酒
フグや鯛のひれを乾燥させて炙り、燗酒を注いだもの。潮の香りが立ち昇り、食欲をそそる。ちなみに「ひれ酒」は冬の季語。

●甲羅酒
茹でた蟹の甲羅を外し、甲羅を盃にして燗酒をそそいだもの。蟹味噌や卵の旨みと風味が酒に移り、独特な味わいが特徴。

●骨酒
鯛などの焼き魚の骨をもう一度炙り、燗酒を注いだもの。素材のダシの旨みが酒に染み出す。

●イカ徳利酒
イカの腹を膨らませたまま、天日で乾燥させて作った「徳利型のスルメ」に燗酒を入れたもの。イカの旨みが溶け出した酒が味わえる。もちろん使用後は、普通のスルメとして肴にもなる。

以上が、いろいろな素材(食材)と酒の組み合わせです。食材を料理(肴)として酒とマッチングさせるのも良いですが、食材そのものを酒と組み合わせてみるのもおもしろいものです。

やはり、お酒は楽しく適量を美味しく健康的に飲めれば最高です!

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